現場発! 文章の悩みに答えます!
あなたの書いた文章は、次のように言われたことはありませんか。
- 「わかりにくい」「よくわからない」
- 「なんか感じ悪い」「不愉快だ」
- 「お役所っぽい」「読む気がしない」
このような文章は、問い合わせやクレーム対応などの無駄な仕事を増やします。
さらに、結局、きちんと手続きをしてもらえなかったり、参加してもらえなかったりと、効果も期待できません。
そんなことにならないよう、本書では、「効率的&効果的な文章の書き方」をお伝えします。
本書の狙いは、次の3点です。
- 「伝わる文章」で仕事がスムーズに進む!
- 好感度UPでトラブル・クレームを減らす!
- ツールを使いこなして効率化!
これは、私が5年前に書いた『誰も教えてくれなかった 公務員の文章・メール術』(学陽書房/2011年5月発行)と同じです。
では、どこが違うのでしょうか。
前著との違いは、次の3点です。
- 柏崎市の協力を得て、市の「広聴広報の手引」を元に、自治体現場での具体的な事例を約100件収録
- この5年間に実施した公務員向けの研修と、柏崎市の非常勤職員として勤務した3年間の経験から、新たに発見した「公務員にありがちな文章のカン違いや失敗」と改善策を掲載
- 私が4年前に書いた『これで怖くない!公務員のクレーム対応術』(学陽書房/2012年5月発行)にある回答文の書き方を、フレーズだけではなく、具体的な事例に即して詳しく解説
この本を読んでいただきたい方
本書は次のような方におススメです。
- 文章で説明するのが苦手な方
- わかりやすく書いたつもりの文章が、「わかりにくい」と言われてしまうことがある方
- 問い合わせが、クレームに変わってしまったことがある方
- イベントや講座などの参加者をたくさん集めたい方
- ホームページ作成やSNS投稿の担当をしている方
本書で得られるもの
本書を読むと、以下のものを手に入れることができます。
- 読みやすくわかりやすい文章が書けるようになります
- 読み手が正確に理解できる説明文を書けるようになります
- 好感度の高い回答文を書けるようになります
- イベントや講座に参加してくれる人、募集する事業に申し込んでくれる人が増えます
- アピールしたい事業をメディアに取り上げてもらえます
この5年間で、国・都道府県・市区町村と、その関連機関で私が実施した研修の数は約130件。延べ約7000人の公務員が参加しています。
また、ここ3年間は、柏崎市の非常勤職員として、職員と机を並べ、組織の中で一緒に仕事をしてきました。
その経験を生かし、現場のリアルな情報を元に、「より効率的&より効果的な文章の書き方」をお伝えします。
前著と併せて、ぜひ、お読みください。
悩まず書ける!伝わる!公務員のSNS・文章術 | ||
---|---|---|
編著者 | 小田順子 | |
定価 | 1,944 円(税込) | |
単行本 | 220ページ | |
出版社 | 学陽書房 | |
発行年月 | 2016年9月17日 | |
ISBN-10 | 4313150854 | |
ISBN-13 | 978-4313150850 |
目次
第1章 相手を不愉快にさせない「クレーム・問い合わせへの回答文」の書き方
- 自分に非がなくても、まず謝る
- その言い方がカンジワルイ!
- 使える! 基本フォーマット-回答文・謝罪文のひな型
第2章 正確な理解がお互いの手間を省く 手続きの説明文の書き方
- なくても意味が通じる言葉は削る
- 専門用語は置き換える
- 二重否定は使わない
第3章 理由がなければ誰も行動しない 参加者・意見や委員募集文の書き方
- 読んでもらうには、まず「見た目」
- やっぱり短く書く
- 「どのような影響があるのか」を知らせる
第4章 うれしい反応がある♪ SNS投稿文の書き方 -ツイッター、フェイスブック
- 役所用語はNG
- キーワードは13文字以内に
- 言葉の危機管理
第5章 これだけは知っておきたい! 恥をかかないための「日本語のルール」
- Wordで効率的に校正を
- 文章校正は「変更履歴の記録」機能を使う
- 「下記」の正しい使い方